Twitterを永久凍結されて
室町

Twitterをはじめて三ヶ月ほどになります。
実のところ「はじめた」というのはちょっと語弊がありまして
わたしがTwitterのアカウントをとったのもう少し前です。
恥ずかしいお話ですがTwitterをはじめて数日もたたないうちに
コロナワクチンはデタラメだ 地球温暖化は嘘だ 米大統領選挙は不正だという
旧Twitter経営陣のあいだで禁句になっていた三大タブー陰謀論に触れたとたんに
米大統領トランプさんと同じで
うむをいわさずアカウントが永久凍結になっていたものです。
「わたしは貴社のような言論弾圧機関など二度と使うつもりはない」という
激烈な抗議のメールを返信しました。
それ以来Twitterを閲覧することもしませんでした。


ところが数ヶ月前Twitter社がイーロン・マスクという極めて健全な精神をもつ富豪に
買収された。そしてすぐにイーロンは全社員の半数が言論統制のために雇い入れられた
不必要な人材であったことを知りかれらを即全員解雇してしまいました。
またTwitter社の上級幹部職員が米下院監視委員会公聴会で糾弾され民主党ネオコンや
CIAやFBIの言論監視任務のために動いていたことを暴露証言しました。
かれらも当然懲戒解雇されたわけです。そして
イーロンは不正な手続きでアカウントを凍結された利用者全員を復活させると宣言したのです。
こういうことはおそらく日本のテレビ新聞では報道されなかったのではないでしょうか。
(わたしは日本のテレビ新聞を見ませんので不確かですが)

それから二週間ほどしてTwitter社からわたしにメールが届き
凍結へのお詫びとアカウト再開が告げられていたわけです。
ただし再開には条件がありましてただひとつだけ削除したいコメントがあるという。
それを削除することに同意していただければ今すぐにアカウントを復活するとのことだった。
それはまあ争っても意味のないつまらない単語でした。
「鮮人」という単語です。
わたしはそんな中途半端な語彙を使った覚えはないのです。おそらく「朝鮮人」という単語でしょう。
それを表記し間違えたのかもしれません。でも前後の文脈などもう忘れています。
何の問題があるのかTwitter社は明らかにしませんでしたが
そんなことのためにせっかく復活したアカウントを反故にしたくなかったので
即決でそのツィートを消すことを了承する旨のボタンをポッチしました。
たぶん向こうで勝手にやってくれるのでしょう。


さてツィートを再開して快適そのものだと感じたのは政府や公的機関あるいはそれに関わる
政治家や大企業についてはかなり激烈な表現で批判や罵倒が許されるようになったということです。
コロナワクチンへの批判は一切受け付けなかったのが今では「陰謀論」なんでもオーケーです。
とうぜんイーロン・マスクは世界の財界や政治家から強烈な嫌がらせを受けはじめます。
巨大企業の下僕である世界の主要メディアがさまざまな誹謗中傷を発信しはじめ米民主党政権から
はさまざまな不利益をこうむるようになりました。Twitter社は莫大な赤字を計上します。
そこで数週間前にイーロンはTwitter社のCEOを辞任して後任にいわゆるDS(ディープステイト)の
本山である世界経済フォーラム(ダボス会議)の広報担当者であったリンダ・ヤッカリーノ女史を
迎え入れます。
暗にイーロンが厳しく指弾していたグローバリスト中枢の広報担当をCEOにするなどまるで林達夫の
「反語的精神」=(敵対者の演技を演ずる抵抗のスタイル)を知っているかのようで面白い。
さてこれから再びTwitterが以前の状態に戻るのかどうか予断を許しませんが
とりあえずアカウント復活は継続中です。


Twitterを再開して首を傾げたのは
フォローワーの7人が何者であるのかわからない。
Twitter社が付けてくれたおまけのようなものだろうかと
思ったのですが。
まあそんなことあるわけがないですよね。いったい顔も知らないのに何者だろう?
もっと不思議なのは自称詩人らしき御仁がなぜか最初からわたしを注目しているらしく
Twitterを開いたとたん「復帰してよかったですね」とコメントしてきたことでした。
わたしのアカウントが解禁になったことをどこで知ったのだ?
しかも開いたとたんにそんなコメントがひとつあらわれるとは果たしてこれは何なのだ。
半年近くもわたしを毎日監視していた?
そういう不思議があること自体Twitterってなかなかおもしろい空間じゃないかと思われてきました。

さてこの三ヶ月ほどで顔も知らないし何者であるかもわからない
フォロワーが累計190人以上になっている。
お返しにその方々をフォローすればいいのだろうけど
そういうのはあまりそのなんというか面倒なのでやらない。
それでも毎日二、三名の方がフォローしましたと通告してくる。
わたしのツィートのどこが気にいってくれたか教えてほしいのだがそういう話はない。

人さまの様子を観察してみて
Twitterの[イイネ]は内容にあまり関係ないことに気づいた。
他人さまへのコメントは短ければ短いほどいいようだ。
それからコメントの内容は濃いよりは薄いほどいい。
理由はわからないが薄い気楽な内容に[イイネ]がつく。
つまり短小軽薄ほど評判がいいのである。
岸田があちこち訪問してカネをばら撒くことに怒りを爆発させているツィートには

 岸田ぁ~、千円貸してくれ。

とわたしはコメントする。
そうすると[イイネ]が結構返ってくる。
もうバカみたいなコメントへのバカみたいな評価ですが結構気に入っている。
河野太郎を罵倒するツィートには

 (こーの)男は悪人です。

とコメントする。
これも[イイネ]が少しあった。バカのバカな暇つぶしには最適です。
コメントはこうですがじぶんのツィートには長いものを書く傾向がある。
すると嫌われる。
イイネ事情つまり「短小軽薄サイコー!」がわかっているくせに
るる説明調の長いつぶやきをしてしまう。
それでも世界は広い。何億もいるランダムな閲覧者のなかにはわたしの粘着質で
だらだらと舌足らずなツィートをみてフォローしてくれる方がいるのですね。
これを書きながら確認してみましたが
この三ケ月でフォロワーは累計197名になっています。
毎日必ずのようにフォロワーが一人か二人通告してきますので200までもうすぐでしょう。
名前も顔も知りません。でも有り難いなと思ってます。わたしの独り言といっても
おそらくネット上の投稿サイトでは相手にもされないようなものを
評価してフォローワーになってくれている。
いったい197名のフォロワーが多いのか少ないのか。検索してみると
日本人の平均フォロワー数は400前後だそうです。そしてTwitterをしている
人たちの5割以上つまり半分以上の人たちがこの枠に入るそうです。
そして一握りの人たちが統計の平均値を上げてしまう傾向があるので
実質的にフォロワー数200位がふつうだそうですから
わたしの場合は少ないとはいえ一般的な状態に近いということで嘆くことはないわけです。


最後にわたしがどんなことをツィートしているか
まるで大海に投げる壜詰めのことばのように返事を期待しないで発信しておりますが
その一端をここに書かせていただいておわりにします。
膨大な量ですので上から順番に目についてものを少しですが適当に。

 思想家や批評家はなろうとしてなれるものではない。孤独
 な人間が遠くから惑星を眺めるように一人ぽっちであるか
 らこそ見えるものがある。つまり孤独が人間を否応なく哲
 学者や思想家にするのであって東大出の頭脳といってもな
 ろうとしてなった人には実は何も見えていないことが多い
 のである。

 論理的に考えるということが果たして無条件にいいことで
 あるかというと眉唾な気がする。説明するという仕事のた
 めには大事だろうが理路整然と語ることによって何か人間
 にとって大事な物が失われるのではないかとふとおもふこ
 とが度々ある。人間はもっとちぐはぐに考える生き物では
 ないのか。愛のように。

 性別は2つしかない。中間などはありえない。なぜなら
 性とは"二人の世界"の出来事だからだ。もし人間がたっ
 た一人で存在しているのなら性などありえない。性が存在
 するのは"二人の世界"があるからだ。人間が対になって存
 在して交流するときどちらかが必ず女性か男性になる。
 性器 は問題じゃない。


 偶然ですか? 
 何が? 
 ユダヤ人虐殺や南京虐殺の戦争犯罪がすべて敗戦国だとい
 うことがです。どうして戦勝国には戦争犯罪がないのでし
 ょうか。どうして2発の原爆を落として大量殺戮したナチ
 以上の犯罪が非難されないのでしょう。
 それはきみ歴史は勝者がつくるからだよ。
 では歴史は修正されるべきですね。


 その思想家や哲学者がいかほど有名であろうとわたしはわ
 たしの思想をだれか他人にゆだねるつもりはない。


 生きられないところで生きるには心をジューサーにかける
 必要がある。それをコップにそそいで一気に飲み干す。そ
 うすればまた生きられる。


 そうだなとおもう。わたしはいつも小走りなんですよ。世
 の中の変化の速さについていけなくて幼児のように小走り
 で歩いています。


 ずっと考えていたのですが今この国で思想家だの批評家だ
 のと言われている方々は思想家でもなんでもなくて自己啓
 発家なんですね。つまりおれのように生きろといっている。
 おまえたちはだめだおれを見習えと。内田樹宮台真司辺見
 庸みなそうです。思想家は自分なんかを押しつけません。
 そこが自己啓発家と思想家との違いです。


 いまの日本の腐った大学で教育を受けると腐った政治家や
 腐った記者腐った詩人腐った作家腐った批評家腐ったアナ
 ウンサー腐った映画監督腐った思想家腐った大学教授など
 が量産さ れこの国をとどまるところのない腐敗へと貶め
 ていく。
  etc.....

ちなみにわたしの散文はすべて「、」濁点がありません。
字数が制限されているTwitter用にそうしたのでなく日本の文章文体は
もともと濁点などなかったのです。
濁点なしでもうずっと長いこと散文を書いていますが不自由を感じたこ
とはありません。むしろ濁点「、」の多い文章
をみるとかすかすに感じるほどです。でわ。


散文(批評随筆小説等) Twitterを永久凍結されて Copyright 室町 2023-05-29 12:38:33
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