LGBT法が子どもの心を破壊する
室町

今国会で可決されたLGBT法の危険性は
女性自認の男が温泉や女性トイレに入るとか入らないとか
そういう些末な話にあるのではない。

それからこの法案によって全国自治体に義務付けられる意識指導組織の運営で既存のNPОが公金を湯水のごとく使えるという問題もじつは本質ではない。

こんなものが問題なら米大統領バイデンのみならずその妻までが血相を変えて岸田首相夫人を米国に呼び寄せてLGBT法案成立を命令する理由が説明できない。

そうではなくて焦点はこの法律が[学校介入法]であるという点にある。
たとえば川崎市などにある「ヘイト法」は罰則や規制にすぎないが
LGBT法は小学校の現場に直接政府が介入して強制的に学童の
性意識を指導することになる。
つまり強制的に学校や地域社会でLGBT法にそった教育を
義務づけているところにこの法律の怖ろしい罠がひそんでいる。

暴露してしまえばLGBT指導という名のもと教育の思想検閲を行う機関が教師たちの上に存在するようになるのである。
中国共産党のような政治局員が教師の上に君臨してLGBT指導の名のもとに教育を指導検閲する。
この「政治局員」の役割をになうのがすなわちNPOという名の「アベガー」リベラル市民サヨクである。

米民主党ネオコン政権が死に物狂いで日本にこの法案を押し付けようとしているその理由がここにある。
財務省の日本貧困化政策も自衛隊の空洞化(日本の自衛隊は現在、燃料人員弾薬その他いっさいの兵站が空っぽに近い。最新鋭ジェット機や艦船など陳列棚には見事な兵器がならんでいるが戦争になればすぐに燃料や弾薬がつきて一時間ももたない)
そういった米民主党による"日本空洞化政策"の最終仕上げにねじ込んだのがこの法案だ。
これは実は日本支配と破壊のためのオールマイティーなカードなのである。

    ────────────────

さてそういう外枠はいったん置いて
非常にまずいのは男の子も女の子も学童期のある一時期に
同性を好きになる謎のようなあわいの期間があるということだ。
これをジェンダーであると誤解させてしまうとたいへんなことになる。

学童がある年齢に達した時にだれもがたどる性意識の萌芽とそれを乗り越える精神の発達期に
様々な性意識の諸相が生じる。
大人になろうとする少年少女たちはふつはこの壁を乗り越えて自然な性意識に目覚めていく。
ところがこの時期をうまく乗り越えられなかった少年少女たちが
そこに留まることがある。つまり蝉なら蝉がうまく脱皮できないで
空蝉のなかにとどまる状態。これはひとつの成長障がいであるとかんがえられる。

「チャムシップ」という心理学上の概念がある。
同性の親友をもつことで次の異性愛にそなえる少年少女たちにとって
大事な思春期特有の心的現象だが 
そこにとどまってうまく脱皮できないときに精神分裂症やうつ病
そして性的指向の混乱という事態を心に招き入れる。巷間いわれているLGBTQ+の諸相はこの時期の子どもたちの心的な障がいの病態と相似している。

これらの病態を心的な治癒の対象から外し幼少時の子どもたちの性的指向性の"揺れ"を
法律で強制的に規定していくなどあってはならないことだろう。
学童期の子どもたちの繊細な心の在り方に政府が強権的に介在していく今後の展開を考えるとおぞましくかつ怖ろしいことが生じるだろうことが今から予想できる。

とうぜん世界中で実はLGBT法は否決されている。
「先進国でLGBT法がないのは日本だけだ」というのは大嘘で米国でも連邦としてのLGBT法は議会で否決された。
そもそも性意識のような問題に政府が法的に介入するなど論外である。
子どもたちが一番ナーバスである時期に子どもたちの性意識に政府が介入するなど変態か異常としか思えない。
このことによってこれから日本の子どもたちの精神にどれほどの傷害や重荷がのしかかり分裂症やうつ病などの障がいをもたらすか想像するだに怖ろしい。

こんな法案をとおした日本の左右の政治家たちは利権やキャリアのために子どもや女性を犠牲にしている。
後押しをしているリベラル市民サヨクなどはあいかわらず障がい者や子どもを利用して
当事者の気持ちを忖度したことないどころか自分たちの活動に反旗を翻す「当事者」たちは敵だとまで言い放っている。
本末転倒である。

    ────────────────

国連とWHOは世界経済フォーラムの要請を受けて最近小児性愛の合法化を提案している。
それのみならず近親相姦も自由意志でオーケーにすべきだと語りはじめている。
背後にいるのは頭の狂ったグローバリストたちである。そしてかれらの飼い犬であるリベラル市民サヨクというキチガイたちが猟犬のように吠えまくる用意をしている。



散文(批評随筆小説等) LGBT法が子どもの心を破壊する Copyright 室町 2023-05-18 06:02:00
notebook Home 戻る