悲しい夢から　すこしだけ引きちぎって
明日の夢に混ぜこんだ

切ないメロディーそのままに
きみはただ　涙に濡れて


差しだされた傘
背を向けて入る
傘は渡されて
僕と入れ替わりに
きみは雨の中へ

つらいとき　
電話くらい
きみはそんなに強くはないだろう？
なぜ
なぜそんなになってまで
なぜ？

きみのＳＯＳが聞こえない
いつまでも
雨の中にまじって
聞こえないよ