雲が流れてゆく音
秋葉竹




プレミアム
って言葉がちょっと好き
今日の蒼空、ほぼそんなのだ

夜は夜とてその三日月が
まさしくそんな凄い切ッ尖(きっさき)


せめてあと
六秒数えて深呼吸
してみてそれでも好きなら恋だね

君といっしょにいるだけで
言葉も出ない、けど幸せだ

みあげた空に薄い雲
西から東へ泳いでいるよ


プレゼント
って言葉が大好きだ
もらってもいい、あげるのも好き

雲が流れてゆく音も
聴こえるみたいな静かな安心








自由詩 雲が流れてゆく音 Copyright 秋葉竹 2023-03-05 09:39:06
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