独り言2.28
ホカチャン

○「素朴な疑問」
金持ちは幸せなんだろうか
有名人は幸せなんだろうか
僕にはわからない景色だ

○「夢みたいな話」
リハビリ中の友人に山頂からの写真を送信したら
「夢みたいな話だ」と返信がきた
脳出血の後遺症で歩くのもままならぬ友人にとっては
ほんとに夢みたいな話である
ウクライナの人たちにとっては
日本の平和な暮らしは
やはり夢みたいな話だろう
夢みたいな暮らしをしているにもかかわらず
そう思えないとすれば
それは心の貧しさから来ているのかもしれない

○「熟年離婚」
人生のゴール近くになって別れるというのだから
つもり積もったものがあるのだろう
逝くときはどうせひとりで逝くしかないのだから

○「日本の防衛」
北にロシア南に中国西に北朝鮮東は太平洋
逃げ道のない島国日本
トマホークよりも逃げ道の確保ではないか

○「下山中の転倒」
今年の同じ山で下山中に二回目の転倒をした
幸いにも大怪我はしなかったが
事故は一瞬で起きる
油断大敵だ

○「口だけなら」
こうしたほうがいい
ああしたほうがいい
という改善策はあるが
じゃ先頭にたって汗をかくかといえば
それはしない
それならば黙って従うしかあるまい

○「自己中」
自分の心のコッブは
自分の気持ちだけでいつもいっぱいになっている












自由詩 独り言2.28 Copyright ホカチャン 2023-02-28 11:28:19
notebook Home 戻る