罪と夢
秋葉竹
いわれなき
罪だと想ってきたけれど
許してくれると云われた日
いびつな夢も混乱し
想わず『チガウ』と云い放つ
悲しみの
数だけあなたに好きという
ジレンマみたいな夢もみた
忘れられない歓びや
恥ずかしくなるほどの恋
熱いくちびるふさがれた
涙をながしたあの部屋で
いわれなき
罪だと想ってきたけれど
許してくれると云われた日
5年の月日が消え果てて
消え入りたい目で『好き』と云う
自由詩
罪と夢
Copyright
秋葉竹
2023-02-18 12:21:41