凛々と
ミナト 螢

ひとりでいるのに
寂しそうに見えない

それは真っ直ぐに
歩いて行くから

派手な看板の下で
待ち合わせたりしない

ただ生きるために
必要なものを探して

好きとか嫌いとか
往復して来た

足が痛くても
ブーツを履いて
地球と話をしている
君は美しい


自由詩 凛々と Copyright ミナト 螢 2023-01-14 19:21:41
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