跳ぶように翔ぶように
Giovanni

引越しした
駅から2.4km
少しの不便さと
引き換えの
静かな毎日
一人部屋を持てた
妻の機嫌もいいようだし

正月
きりりとした
冷気が肌をつねる

私の心の逍遥は
駅へと 
そのまた向こうの
白い砂嵐の舞う国へと
アプサントに酔う国へと

跳ぶように
翔ぶように
















自由詩 跳ぶように翔ぶように Copyright Giovanni 2023-01-04 18:23:27
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