続 ち、に濁点
たま

だいこんを抜く
よく太って近年にない出来映えだ
ぢの痛みを我慢しつつ植えつけたから
ご褒美なのかもしれない

この冬は
だいこん、たまねぎ、そらまめ、茎ブロッコリーが
畑で育つ
いつもの半分しかない

けど、みんなよく育っているから不思議だ
いつもとおなじなのに
種も、苗も、肥料も
なにが違ったのだろうか

違いがあるとすれば
ぢの痛みだけだ
でも、なんだろう
それって

わからない

たぶん、いまのぼくは詩人じゃない
詩人だったらわかるはず

だから、というか
それが良かったのかもしれない
野菜たちは
きっと、詩人が嫌いなのだ

それで
なんとなく納得できる、かもね










自由詩 続 ち、に濁点 Copyright たま 2022-12-08 10:09:43
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