上気していくのを感じたの
ルルカ


会いたい時に会えない
私が寝てる時 帰って来て
キミの髪を撫でてるって
起こしてよって 帰って来た時 起こしてよって
言ってるのに 睡眠不足は肌に悪い
と言って 私の言葉 遮るの

なによ
大人ぶって
なんでも知ってる様な顔して 私を子供扱いして
悔しいよ
私だってあなたに負けないくらいの いい女になって

まわりに
お似合いだねって
釣り合いとれてるねって 言わせたくって
まだ言って もらえない

じゃあ なんであなた私にしたの?
他にいくらでも女いるじゃない?
あなたなら よりどりみどりだったはずでしょ?
おかしな話じゃない?
誰かが裏で糸ひいてんの?

ビビるじゃん。
それに 
私といて なんか得るもんある?
楽しいだけじゃ続かないでしょ?

私が起きる頃には あなたはいない
私はグラスの横にメモを見つけて
それを一読して
頬が上気していくのを感じたの



自由詩 上気していくのを感じたの Copyright ルルカ 2022-10-23 15:40:03
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