空の青み
ひだかたけし

訳もなく
わきあがりうきたつ
午前のこの時間、この一時

わたしはひたすら
しずかなよろこびに貫かれ
無言でひろがる青空をみる

いつか、
この空の青みに
雷鳴が轟き
亀裂が走る瞬間を
遥か熱持ち予感しながら

いま、わたくしは
平静と確信の内に在る




自由詩 空の青み Copyright ひだかたけし 2022-09-27 11:02:00縦
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