鶏の大地
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完全な笑いと共に生きた
突然身悶えするほどに
心は立派な大人だと思えるのだ
いつかお前もまたおねしょマン
誰かの無知なひとことが
懐かしいほど嬉しい
旭将軍、哀しいね
信じちゃえる心ない抽象マン
鶏の頸にゆびを掛けたなめらかな動機は
撃鉄の記憶、マズルフィア死の連綿と
ある日ある時ある場面
赤肉は新鮮だと
戦わせるのだ
欠伸と共に去った
いつかお前もまたおしゃぶりウマン
誰かの傲慢な太陽が
真似りたくなるほど蠱惑的
雪の中を進むカタルシス
影踏み抜けたウマン
堅い大地に鍬を振るった無言の勇気
転ろう灰夢、斑な週末はどことなく
あの夜あの思惟あの旅程
自由詩
鶏の大地
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soft_machine
2022-09-26 17:32:13
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