詩の日めくり 二〇二一年十二月一日─三十一日
田中宏輔

二〇二一年十二月一日 「夜の大海の中で」


 ヤフオクで落札した、グレゴリイ・ベンフォードの『夜の大海の中で』が到着した。画像で見た表紙の傷は仕方ないけれど、本文はきれいだった。本体190円+送料198円だった。有機生命体と機械生命体の戦いのシリーズ第一作だ。
https://pic.twitter.com/wzapJA1Ami

単一の電池を2個買っていくこと。


二〇二一年十二月二日 「断章」


(…)そこに座って、先生のはなしに耳を傾けたり、あるいは遠い蜂の唸り声程度に聞いていても、なんとなく気が休まり、心を落ち着けられる、あの地下室とは別のものになろうとしていた、(…)
(フエンテス『脱皮』第二部、内田吉彦訳)


二〇二一年十二月三日 「火星のオデッセイ」


『世界のSF(短篇集)古典篇 第31巻』、15作目は、スタンリイ・G・ワインボウムの「火星のオデッセイ」火星のいくつかの種族が出てくる。人類と協力的な種族もいれば、そうでない種族もいる。主人公は協力的な種族のひとりと、協力的でない種族の住処を経めぐる。


二〇二一年十二月四日 「歯」


 きのう、夜ご飯を食べていると、歯のブリッジが外れたので、けさ、近くの宮田歯科医院に行って、くっつけてもらった。


二〇二一年十二月五日 「メロンタ・タウタ」


 16作目は、エドガー・アラン・ポーの「メロンタ・タウタ」数千年未来の気球に乗った人物が主人公。哲学に関する話などを手紙に書いている。すぐれたSFなのかなあ、これも。古典だから仕方なく収録されたもののような気がする。

 17作目は、エドワード・ベラミイの「来たるべき能力」難破した船のただひとりの生き残りの主人公が辿り着いた島は、島の人間すべてがテレパシーの持ち主の島だった。そこで主人公は、島の人間たちがとても幸福であることに気づく。さいごに主人公は島から出るのであるが。


二〇二一年十二月六日 「ぼくの新しい詩集」


 ぼくの新しい詩集『WHITE ALBUM。』がAmazon で購入していただけるようになりました。よろしければ、ご購入ください。

https://www.amazon.co.jp/dp/4910324038/ref=cm_sw_r_em_apan_glt_i_ZPKWWNP12BSQXRCYS3SA

 18作目は、ジュール・ヴェルヌの「二八八九年」西暦二八八九年のある一日の行動を、世界でいちばん忙しい主人公に焦点をあてて書き表わしたもの。世界の進歩は、ヴェルヌが予想していたことどもは、すでに21世紀のぼくらの時代に現実化している。


二〇二一年十二月七日 「断章」


(…)あの地下室とは別のものになろうとしていた、いつも見馴れた場所に、夜の気配、夜の色や、静寂や、孤独が忍び寄り、それがおがくずだとか、チョークの粉だとか、インクや削られた木の匂いなどを消して行くようであった。
(フエンテス『脱皮』第二部、内田吉彦訳)


二〇二一年十二月八日 「断章」


石?
(フエンテス『脱皮』第二部、内田吉彦訳)


二〇二一年十二月九日 「断章」


 私は賭博場を覗かせてもらえるように頼んでおいた。
 お客たちが自らの損得をして挑んでいるのだから、きっとそれに見あった複雑なゲームが用意されているに違いない──そう考えていた。ところが、かわりに、そこで見つけたものは、唖然とするほどの単純性だった。そこで行われているすべてのゲームは第一相の数系列に基本をおいていた。いや実際、惑星フロリダ上のすべての営みは第一相の数に基本をおいているように思えた。
 第一相の数が自分自身の中にその現れ方の手掛かりを含んでいないことは基本的な原理である。この星の人間達は第二相の数系列の把握によって可能になる数予想の鍵をまだ発見してさえいなかったのだ。
(R・A・ラファティ『この世で一番忌まわしい世界』Ⅲ、井上 央訳)


二〇二一年十二月十日 「熊谷ユリヤさん」


 熊谷ユリヤさんから、詩集『記憶の翼は果てしなく交錯し』を送っていただいた。採り上げられている題材がいろいろで、視野の広い方なのだと思った。一行が息の長さと同じくらいで、とても読みやすいものだった。
https://pic.twitter.com/dpuE86HGhI


二〇二一年十二月十一日 「草野理恵子さん」


 草野理恵子さんから、『Rurikarakusa』18号を送っていただいた。草野さんの「つぼちゃん」という詩が印象的だった。いつもの草野さんの不気味さがもつものではない、かわいらしい作品だった。 https://pic.twitter.com/SLC3dtDIm8


二〇二一年十二月十二日 「赤死病」


 19作目は、ジャック・ロンドンの「赤死病」全身が15分で真っ赤になって死んでしまう伝染病が流行って、人類の多くが死に、残りの人類は非常に少なく、文明も失って原始生活をしているという設定。コロナ禍になったいまを予言しているかのような作品だった。作家の想像力はすごいな。

 M・ジョン・ハリスンの『パステル都市』が、シリーズの他のものといっしょになって発刊されるようだ。買うぞよ。待っていました。

https://honno.info/kkan/card.html?isbn=9784883754601

あしたは高木精神科医院に行く。

 エドガー・アラン・ポオの作品に『赤死病の仮面』というのがあって、ジャック・ロンドンがポオの作品に影響を受けて『赤死病』を書いたのだろうけれど、ロンドンの方が自然主義文学ぽくてよい。ポオのも劇的だけれど。

 M・ジョン・ハリスンの『ヴィリコニウム パステル都市』を、Amazon で予約購入した。いま読んでる『世界のSF 短篇集(古典篇)』第31巻を読み終わったら、読もうと思う。 

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%80%9C%E3%83%91%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB%E9%83%BD%E5%B8%82%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E-TH-Literature-M%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%B3/dp/488375460X/ref=sr_1_1?adgrpid=113759731422&hvadid=536065436790&hvdev=c&hvqmt=b&hvtargid=kwd-335452266155&hydadcr=16036_13473659&jp-ad-ap=0&keywords=%E3%83%91%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB%E9%83%BD%E5%B8%82&qid=1639312521&sr=8-1

 森園勝敏の『ジャスト・ナウ・アンド・ゼン』が Amazon で9979円もしてる。ほかのアルバムは1000円ちょっとなのに。なぜなんだろう。ぼくはぜんぶ持ってるけど。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BC%E3%83%B3-%E6%A3%AE%E5%9C%92%E5%8B%9D%E6%95%8F/dp/B00NQC8Q0K/ref=rvi_7/355-9328499-9347841?pd_rd_w=588Ls&pf_rd_p=05f9357d-2660-44e0-b122-56aa042de4a7&pf_rd_r=0QEHBX7K5P8VF79RGFTS&pd_rd_r=06c40a58-827c-4a43-a5fe-b97bf2d2ccc9&pd_rd_wg=qnfGA&pd_rd_i=B00NQC8Q0K&psc=1

チューブで検索したら出てきた。いまじゃ無料で聴けるんだ。

https://www.youtube.com/watch?v=qKqTBH0Sx9I&t=1642s

 収録されているのは、ビートルズのカヴァー1曲を除くと、すべてほかのソロアルバムのヴォーカル曲ばかりなのにね。不思議。


二〇二一年十二月十三日 「ジョン・ジョーンズ基金」


 20作目は、ハリイ・スティーヴン・キーラーの「ジョン・ジョーンズ基金」銀行に預けた1ドルが複利で1000年後に6310000000000ドルになったのだが、預金を受け取るひとの血筋が途絶えた。世界はその預金を管理して、真に社会主義的かつ民主的な世界をつくることができた。

 21作目は、オラフ・ステープルドンの「金星の人類」数万年単位で人類の進化が語られる。金星の第七次人類は飛行能力を持ったが、第八次人類はふたたび地上で暮らした。恒星・惑星規模の話も語られる。


二〇二一年十二月十四日 「藤井晴美さんと小林坩堝さんと池井昌樹さん」


 22作目は、ジョン・W・キャンベルJrの「最終進化」地球は人類と機械が存在していたが、宇宙から敵が現われ、人類を滅ぼしてしまった。しかし、機械は生き残り、敵を放逐し、自ら進化して、エネルギー生命体となった。

 藤井晴美さんから、詩集『ぼくは彼女とモザイクになってスチャラカ』を送っていただいた。どうしてこんな言葉と結び付け合うのだろうと思うこと、しばしば。ぼくよりお歳を召してらっしゃるのに、言葉がダンゼン若い。刺激的な詩篇ばかりだった。 https://pic.twitter.com/SmZ4lpmyaa

 小林坩堝さんから、詩集『小松川叙景』を送っていただいた。写真のページが塊として挟み込まれている。おそらく小松川の風景なのだろう。声太の言葉で書かれているから男性の詩と思われるが、作者が女性なのは既知のことがらだ。構築性の高い、力強い詩篇ばかりだった。 https://pic.twitter.com/stUU2B0wut

 池井昌樹さんから、同人詩誌『森羅』32号を送っていただいた。池井さんの詩篇「僕とぼく」が印象的だった。自然主義文学のようで、私小説のようで興味深かった。ほかの同人の方の詩篇もおもしろかった。 https://pic.twitter.com/I60YljKmUG


二〇二一年十二月十五日 「Long Distance Voyager」


 買おうかどうか迷ってたCDが棚にあった。買わなくてよかった。買ったCDを売ることがあるので、持ってたかどうかの確認に時間がかかる。The Moody Blues の『Long Distance Voyager』である。もう本をひとに譲ることも、CDやDVDを売ることも、やめておきたい。

 きょう、友人から、コルターサルの『石蹴り遊び』を持ってたら貸してほしいと言われて、持ってるけれど、本を貸すことはしない主義であると返事した。以前、本を貸して戻ってきた本を見たら、折り癖がついていて、ひじょうに不愉快な目にあったからである。

 見飽きて売り飛ばしたDVD、『溺れる魚』を Amazon の中古屋さんで買い直した。本体371円だった。送料350円。もう売りません。

https://www.amazon.co.jp/%E6%BA%BA%E3%82%8C%E3%82%8B%E9%AD%9A-DVD-%E6%A4%8E%E5%90%8D%E6%A1%94%E5%B9%B3/dp/B000068R45/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E6%BA%BA%E3%82%8C%E3%82%8B%E9%AD%9A&qid=1639496453&s=dvd&sr=1-1

@lzSbTWvooJWritQ 小説で出てましたね。作家の名前は忘れました。以前、ブックオフで105円で出てたのですが、映画の出来が良くて、原作がしょぼかったら話にならないなと思って、買わなかった記憶があります。

 きょう、昼頃に起きてしばらくしたら、喉が痛いことに気づいた。風邪かなと思って、イオンに行って薬局で薬を買って、部屋に戻って服用した。クラシエから出てる漢方薬で、6包入っていて、1400円くらいだった。銀翹散ぎんぎょうさんという薬だ。

 23作目は、スティーヴン・ヴィンセント・ベネーの「バビロンの水のほとりに」最終戦争後の世界は原始時代にもどっていた。部族の祭司になりたての青年が、「禁じられた土地」に入って、「神々」がどう暮らしていたのかを知り、「神々」が人間であり、自分たちがその子孫であることを知る。

銀翹散ぎんぎょうさん、6包じゃなくて、9包だった。


二〇二一年十二月十六日 「WHITE ALBUM。」


 このあいだ、新しく出した詩集『WHITE ALBUM。』を買ってくださった日知庵のお客さまに、詩集にサインをした。詩集にサインをするのは、10年ぶりくらいだろうか。緊張した。

https://www.amazon.co.jp/WHITE-ALBUM%E3%80%82-%E7%94%B0%E4%B8%AD-%E5%AE%8F%E8%BC%94/dp/4910324038/ref=sr_1_1?qid=1639639453&s=books&sr=1-1&text=%E7%94%B0%E4%B8%AD%20%E5%AE%8F%E8%BC%94&fbclid=IwAR06zctFKYCDh_vwTHGdg7kkog0JFQpk6zospMX51EHTJntHLlPORNO4Mf8


二〇二一年十二月十七日 「天空広告」


 24作目は、ヴィリエ・ド・リラダンの「天空広告」タイトル通りのもの。この広告によって、犯罪者もすぐ見つけ出されるとある。


二〇二一年十二月十八日 「戦争請負ます」


 25作目は、フランク・R・ストックトンの「戦争請負ます」アメリカとイギリスのあいだに戦争が起こりそうになったのだが、シンジケートが新しい爆弾を使って、いろいろな港を破壊したあと、アメリカとイギリスは戦争をするのをやめた。両国はシンジケートに大金を支払った。なんか変な話。

 ぼくの新しい詩集『WHITE ALBUM。』を、Amazon の著者セントラルに追加しました。在庫、あと2冊になっていますが、追加補充される予定です。

https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E7%94%B0%E4%B8%AD-%E5%AE%8F%E8%BC%94/s?rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E7%94%B0%E4%B8%AD+%E5%AE%8F%E8%BC%94


二〇二一年十二月十九日 「もう一つの世界」


 26作目は、J・H・ロニー兄「もう一つの世界」ミュータントが生まれた。異常な視力で持って、この地球上に存在する他の生物たちを見る。その生物たちは、こちら側の物体を通り抜けるので、互いに干渉することはなかった。ミュータントは結婚し、自分と同じ能力を持つ子供を授かる。

 27作目は、ジョン・D・ベンズフォードの「人間の出現」二人の男と一人の女の会話の合間に、背景に恐竜が通ったり、軍団が争ったりする。さいごに三人の男女が霊だったことが明かされる。

 さいごの28作目は、D・H・ケラーの「歩行者族の反乱」アメリカでは自動車族が、歩行者族を轢き殺してもいいという法律が通った。百年後、歩行者族のリーダーが機械の止まる装置を作動させて、何代にも渡って足の退化した自動車族を絶滅させた。この作品は、『世界SF全集』世界のSF・第32巻・短篇集・現代篇の25作目、フリッツ・ライバーの「交通戦争」アルキ族とクルマ族の戦いを思い出させた。それもまた、アルキ族とクルマ族のさまざまな争いを描いた作品だった。

 これから日知庵に飲みに行く。きょうは読書もしたし、やり残したことはない。今晩、日知庵から帰ってきたら、今晩から読む本を決める。選択する楽しみが残っているのだ。といっても、いくつか、もう候補は決めてあるのだが。では、行ってきませり。

 きょうから寝るまえに読む本は、ロバート・シルヴァーバーグの『多元世界の門』にする。以前に読んだはずだが、読んだ記憶がなく、自分の本棚にもなかったので、買い直したものだ。送料込みで1757円した。シルヴァーバーグなので、おもしろいとは思うのだが、どうだろ? わからん。 https://pic.twitter.com/Y84w3wAe8N


二〇二一年十二月二十日 「多元世界の門」


 ロバート・シルヴァーバーグの『多元世界の門』、ヨーロッパがトルコに、アメリカがアステカ人に、アジアがロシアに征服されているパラレル・ワールドものだ。まだ55ページしか読んでいないけれど、車がドイツで発明されたばかりで、ようやくアメリカでも車が走るようになったところ。主人公は18歳のイギリス人。


二〇二一年十二月二十一日 「ぼくの新しい詩集」


 日知庵にこられるお客さまで、ぼくのことを気に入ってくださってる方がおられて、ぼくの新しい詩集『WHITE ALBUM。』を買ってくださったのだけれど、きょう、お会いしたら、ほかの詩集も買ってくださるとのことで、たいへんうれしかった。

https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E7%94%B0%E4%B8%AD-%E5%AE%8F%E8%BC%94/s?rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E7%94%B0%E4%B8%AD+%E5%AE%8F%E8%BC%94&fbclid=IwAR1Q9wvwiHDG1yICxID0Yz1mS56ujqn1UGMFaWz4e5LBKoHEEdfwPYdX1xA


二〇二一年十二月二十二日 「柴田 望さんと清水鱗造さん」


 柴田 望さんから、同人詩誌『フラジゃイル 青芽反射鏡』を送っていただいた。ぼくのようにプライベートなことしか書かない詩人にとっては、時代や場を代表する書き手たちがいることにある意味、驚きを禁じ得ないところがある。そういった詩人に配慮した紙面に感心させられた。 https://pic.twitter.com/rpwIUUasSw

 清水鱗造さんから、小説集『あれ』を送っていただいた。これまでに発刊された3冊の小説『なめくじキーホルダー』、『昆虫弁当』、『彩りキノコ』を合わせたものだ。清水さんのこれらの作品はひじょうにユニークなもので、登場人物の名前や舞台となる土地の名前も奇抜だが、着想が超奇譚になっている。
https://pic.twitter.com/Rfrl8bUhAA

 この小説集『あれ』が第一巻となっているということは、続篇があるということだ。超、楽しみだ。それにしても、清水さんのこの小説、大きな出版社が動かないものかなと思う。

 ロバート・シルヴァーバーグの『多元世界の門』、100ページほどのところ、主人公が命を助けた魔術師のおかげで、アステカの王子のひとりと出合うことができ、その人物の従者になることができた。冒険はこれからというところ。

『スノウクラッシュ』が上下巻でハヤカワ書房から1月に復刊されるようだ。ぼくは持ってたけれど、勤めていた同志社国際高校の図書館に寄贈して、いまは持っていない。以前のカヴァーでは復刊しないだろうなあ。気に入ってたカヴァーだった。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2111/01/news095.html

 Amazon では、上巻5000円くらいするけれど、来年の1月になれば値崩れするだろうなあ。カヴァーがこのほうがいいから、値崩れしたら、古書のほうを買い直そうかな。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABSF-%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%B3/dp/4150113513

 下巻は6000円くらいしてた。ぼくは一度読んで、もういいかなって思って、学校の図書館に寄贈したのだけれど、なんかSF界隈ではマストの作品だっていうから買い直そうと思ってるんだけれど、もう一度読み直す価値があるかどうかは不明。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%80%88%E4%B8%8B%E3%80%89-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABSF-%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%B3/dp/4150113521/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=23C3UOCNRBTNS&keywords=%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%80%88%E4%B8%8B%E3%80%89&qid=1640150710&s=books&sprefix=%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%82%A6+%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5+%E4%B8%8B+%2Cstripbooks%2C1005&sr=1


二〇二一年十二月二十三日 「断章」


影が光と水に変化する──。
(ウィリアム・バロウズ『ノヴァ急報』では、身支度を……、諏訪 優訳)


二〇二一年十二月二十四日 「内島すみれさん」


 ロバート・シルヴァーバーグの『多元世界の門』、143ページまでのところでは、ついていった王子の反乱が失敗して、その王子も死んでしまったというところ。主人公の青年の立場は危うい。このことは魔術師に苦境に立たされると、あらかじめ注意されていたことでもある。

@sumire07211 ご購入くださったばかりでなく、ご評もくださり、ありがとうございました。すみれさんのおこころに触れることができたことを知り、たいへんうれしいです。

内島すみれさんによる、ぼくの新しい詩集『WHITE ALBUM。』のご評。

https://bookmeter.com/reviews/103251130


二〇二一年十二月二十五日 「多元世界の門」


 ロバート・シルヴァーバーグの『多元世界の門』、162ページまで読んだ。生き残り10人ほどの反乱軍は、これからの行き先について話し合った結果、主人公を含む3人組が北方を目指して進むことにした。理由は、その3人組のひとりの出身地だったからである。

 つい最近まで、400円くらいで買えた本が、いま30000円を超えている。古書値は、ほんとうにわからない。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4150405735/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o09_s00?ie=UTF8&psc=1


二〇二一年十二月二十六日 「死のドライブ」


 アンソロジー『死のドライブ』持ってたけれど、ひとに譲ったみたいで、いま本棚にないので、Amazon のネット古書店で買い直した。本体999円、送料257円だった。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4167527677/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1


二〇二一年十二月二十七日 「断章」


光と影の間にすべり落ちてしまう。
(ウィリアム・バロウズ『ノヴァ急報』では、身支度を……、諏訪 優訳)


二〇二一年十二月二十八日 「多元世界の門」


 ロバート・シルヴァーバーグの『多元世界の門』、181ページまで読んだ。主人公の青年は、酋長の娘に一目ぼれ。酋長は、一帯を政治的に支配しているロシア人に攻撃をしたいと思っているが、ロシア人の軍隊の規模を知るために、主人公の青年をロシア人の砦に行かせる。といったところ。

 ぼくの詩論集『『マールボロ。』の詩学』が、Amazon に入荷しました。よろしくお願いします。

https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8E%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%80%82%E3%80%8F%E3%81%AE%E8%A9%A9%E5%AD%A6-%E7%94%B0%E4%B8%AD-%E5%AE%8F%E8%BC%94/dp/4910324011/ref=sr_1_2?qid=1640677892&s=books&sr=1-2


二〇二一年十二月二十九日 「歯」


 日知庵、明日は5時から。1月4日は11時半から。あした、あさに目が覚めたら、歯医者にいくこと。ブリッジがとれた。

 ロバート・シルヴァーバーグの『多元世界の門』、201ページまで読んだ。ロシア人の軍備は完璧だった。そこで主人公は、仲間のペルー人と、酋長の娘との3人で、夜中に村を抜け出し旅をした。娘がアフリカに希望があると言い、主人公もそう思えてきたところで、アステカ人の軍隊に捕まる。

 Amazon のネット古書店で注文してた、アンソロジー『死のドライブ』が到着した。新刊本くらいのきれいさで大満足。 https://pic.twitter.com/m3vkakCykJ


二〇二一年十二月三十日 「ヴィリコニウム パステル都市の物語」


 Amazon から、M・ジョン・ハリスンの『ヴィリコニウム パステル都市の物語』が到着した。カヴァーがちょこっとめくれていた。たいへん不機嫌なぼくである。カヴァーの状態は、古書店のほうがよい場合が多い。新刊本なのに、どうして Amazon では、カヴァーの状態が悪いのだろうか。 https://pic.twitter.com/aOBki7P0eH

 怪獣ブルトンの紹介ページを眺めていて、あれっと思うことがあった。ソフビ人形の「対象性別:男子用」とあったのである。対象性別などというものを掲げているのには首をかしげざるを得ない。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08GXGF9YN/ref=ppx_od_dt_b_asin_title_s00?ie=UTF8&psc=1

 出版元のアトリエサードさんから連絡があり、交換してくださることになった。よかった。


二〇二一年十二月三十一日 「奇妙な関係」


 フィリップ・ホセ・ファーマーの『奇妙な関係』が Amazon で、1500円してたけれど、内容のよさを考えれば妥当なところかな。このあいだまで、400円くらいだったけど。古書の値段はわからないものだ。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J7YJVU/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o05_s00?ie=UTF8&psc=1

 フィリップ・ホセ・ファーマーの『果てしなき河よ我を誘え』が3685円もしてるけど、リバーワールドものの第1巻だけれど、つづく作品は200円から700円くらいで妥当だと思うが、導入作品としては高すぎると思う。

https://www.amazon.co.jp/%E6%9E%9C%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8D%E6%B2%B3%E3%82%88%E6%88%91%E3%82%92%E8%AA%98%E3%81%88-1978%E5%B9%B4-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%AB%E2%80%95SF-%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%80%881%E3%80%89-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%82%BB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC/dp/B000J8PL7U/ref=sr_1_20?qid=1640958266&refinements=p_27%3A%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%82%BB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC&s=books&sr=1-20&text=%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%82%BB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC

『ミニミニSF傑作展』が Amazon で、5300円もしている。傑作展というのに、傑作がほとんど載っていないシロモノだった。高すぎる値付けだ。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4062000199/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02_s00?ie=UTF8&psc=1

『果てしなき河よ我を誘え』ヤフオクで50000円以上の値を付けているものもあった。ばかげている。

https://store.shopping.yahoo.co.jp/zerothree/2h41501028991e.html?sc_e=slga_pla_i_shp_10002&gclid=CjwKCAiA8bqOBhANEiwA-sIlN5ByFsqZMHC0fCouJRBT89pPl_f2nJIgWNbbGNuAdwaY84Po9AXP2xoCVV4QAvD_BwE



自由詩 詩の日めくり 二〇二一年十二月一日─三十一日 Copyright 田中宏輔 2022-09-26 13:54:37
notebook Home 戻る