青空にひとすじの煙
秋葉竹



鬼太郎が
そこにホントにいるのなら
隠れんぼでもしたい境内


焦げついた
苦い恋でも恋は恋
ちゃんと綺麗に終わらせてみる


卒業と
終わりの意味がわからずに
ただ笑ってたバカ騒ぎして


君の横に
立てたことが嬉しくて
満ちる想いに月影おろろん


ほんとうの
気持ちをちゃんと伝えたら
死んでもいいやこんな人生


青空に
細い煙がまっすぐと
昇るんだあんなに高く天まで



うす青い
スマホケースを棄てられない
二度とみたくもないんだけどね


あゝ美味しい
失恋なんて無関係
美味しいものはやっぱり美味しい











自由詩 青空にひとすじの煙 Copyright 秋葉竹 2022-08-02 08:01:03
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