AI翻訳の日本語字幕は
まだまだおかしいところが多いが
単純作業で
改善できる部分があるとすれば
誤訳単語の置き換えだ
例えば
BOOKという男性の名前を
ところどころで(本)と誤訳する
人の名前が(本)とは
笑ってしまう
AIなので
ブックと正しく訳すところもあり
とにかく不安定なのだ
このBOOKを一律に
ブックと置換すれば
本=ブックなので
意味が通じて全体を通して
全く問題がなくなる
同様に
一文字以上の誤訳もある
例えば
oh noを(大野)とか
あるいはgeneralが
ここでは将軍とすべきなのに
(全般的)と誤訳するなど
しかし
これらについてもAIなので
ちゃんとoh noをしまったとか
generalを将軍としている部分もあり
わけのわからない不安定さが
いっそうイラダチを強める原因だ
そこで
さっそくこの単純作業の
一括置き換えソフトを探してみたが
試しても試しても
どのソフトもみな不完全という
恐ろしい結果だった
どうやら
日本語の単語の一括置き換えは
とてつもなく難しいらしい
単純作業などと考えたのは
アサハカな間違いだった
さて
それでは何が難しいのかというと
英文みたいに明確な
単語区切り(空白とか)が無いので
正確にやろうとしたら
自然言語解析で単語に分解し
各単語毎に調べるということになる
解析エンジンの性能次第で
全く使いものにならない場合もある
こんな致命的な欠陥を
どのソフトも隠しているので
いろんなソフトを
さんざん試したあとで解るという
これまた呆れた世界だった
ちょっとだけ
その様子を説明しよう
まず
一文字の置き換えが
一括置き換えソフトではみな失敗する
例えば
上述のBOOKを
(本)という一文字からブックへ置き換えると
なんと
本当----->ブック当
なんてことになる
二文字以上になると
なんとか使えそうだが
また別の問題があった
例えば
上述の(大野)をしまったへ置き換えると
置き換えが失敗する部分がある
即ち
---------------------大
野
というように
行の最後に位置して二段にわたる(大野)を
置き換えできないソフトがある
これについては
できると明確に説明しているソフトを
選ばなければいけないということになる
以上のように
完全なものがないので
出来る限り正確に行うソフトを紹介しよう
一文字の一括置き換えソフトは
最新のサクラエディタ
https://sakura-editor.github.io/help/HLP000112.html
メニュー -->検索-->Grep置換--->単語単位で探すをチェック
二文字以上の二段にわたる一括置き換えソフトは
Repl-Ace on .NET
http://www.sirmiles.com/repl_ace/