光の街
ひだかたけし

意識が躍動する朝に
子供たちが踊る

鮮やかに心臓が脈を打ち
光の街が浮き上がる

歓びに充ちた朝、
自分の存在の輪郭が
世界に溶け込み
深い深い息を繰り返す

わたしは生きるのだ、今日も
朝の喜悦の記憶を抱え



自由詩 光の街 Copyright ひだかたけし 2022-07-03 11:16:39縦
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