我が人生に栄光あれ
二宮和樹

祐気取りをしに行きたい

新たなる希望、天に馳せる
思い残さず
満天の空にあの子を抱き

赤裸々に累々と
豊穣の海へ
悲しみを噛砕し
あのときあの子に誓った愛を
胸に抱き、手で温め
永遠のこの宇宙の栄光へ

よき世の中に
清き魂の新たなる挑戦
幾重もの困難を乗り越え
幾重もの平和を打ち立ててきた
我が人生の喜びは図りしれず

さしものアバンギャルドな連中をも
まるでなめし革で嗜めるが如く
疾風怒濤の英雄譚

さらなる現れたる命の営みを糧に
なべてなる真実を我は
ただひたすらに行うべし

そして、いついかなる時も
あの星を燃え立つ血潮と共に
よく言うならばかつての栄光を
さらに加えるならば
これまでの各過去生を
まるで見事に乗り越え
愛をして愛を行ずる
アレクサンダーの如く

かくあらんと思う


自由詩 我が人生に栄光あれ Copyright 二宮和樹 2022-06-30 02:44:18
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