くらがり
soft_machine

ほうき星がきたなら
いつか部屋をはいてってね

夜々を、たくさん
見はらしてね
走るひずめも柔らかく

あの雲が
マンボウ
ジャムパン
贈りもので
はちきれそうなくつ下

くらがり、見ているよ
うまれた時のまぶしさを

そんな、きみたちの寝ごとで
いっぱいのベッドに
ひとり横たわる
しおりを抜いて
ものがたりを始めから



自由詩 くらがり Copyright soft_machine 2022-05-03 16:25:05縦
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