ぜんぶ、君の名
秋葉竹
こんなにも
好きになるなら初めから
そうだと教えておいてよ、神様
遊びだと
割り切れている恋愛を
したはずなのに想いは、つのる
好かれてる
君だったのにいつのまに
離したくないいとしさ、純心
この胸の
燃える想いの昂りを
愛と呼ぶけど照れず、祈るの
いいじゃない、
好きと言うのね信じるわ。
嘘ついてるならヤバイの、あなたよ?
夜風吹き
桜も狂う小嵐の
闇夜に好きの恥じらい、も咲く
吸い出したい
その目の奥の哀しみを
そして細腰やさしく、抱くわ
わかるかな
君が君を好きな気持ち
より君を大好きな気持ち、ここだよ
幸せの
色とりどりに舞っている
花の名前はぜんぶ、君の名
てのひらに
そっとしめったキスをして
じっと見つめてそのあと、くちびる?
自由詩
ぜんぶ、君の名
Copyright
秋葉竹
2022-03-12 05:34:09