プラネタリウム
ちぇりこ。

まったくお前みたいな可愛い夕焼けにつま先で挨拶すると深海みたいな鱗が踝に貼り付いてプラタナス並木が裸で震えてら
俺は嘘つきでインチキな星座だプラネタリウムの秘密を暴かなきゃならないし何処までもプラスチックな夜/夜空に誰も静謐なんか求めてやしない

切っても切ってもプラナリアみたいに再生するお前の顔が部屋の真ん中でぼわぼわ光ってら

まさかそれを愛とか言うんじゃないだろうな


自由詩 プラネタリウム Copyright ちぇりこ。 2022-01-20 16:20:56
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