空はすべてを受け入れてくれる
秋葉竹




鏡をのぞきこむと肌色の獣が


恥ずかしくないのか心はピンク


むかしの涙の跡はいまでも憶えている


無視できることを強さと呼ぶのか


遠くに二重の虹が架かったから許す


眺めながら心弱くなるだろうなぁとため息


赤い薔薇の咲く庭を夢にみた


いつだって空はすべてを受け入れてくれる


散る花の美しい命の短さも


別れのときは空を見上げるしかないことも











自由詩 空はすべてを受け入れてくれる Copyright 秋葉竹 2022-01-09 09:42:42
notebook Home 戻る  過去 未来