宇宙飛行士のうた
梅昆布茶
物はかたちに応じてもちうべし人も同様なり
魂魄は困難を内包している
詩人は血を吐かない程度の筆圧で
如才のない道化師は盛り上がりの
緩急などばかり考えているが
誰にも優しくなれない時代に
君に優しくなろうとしている
インスタグラムが何ものかは知らないが
まあいいのかなとおもっているのです
潔い馬鹿になりたい寒月夜
寒月夜酌婦の紡ぐ百鬼夜話
あたらしい宇宙望遠鏡が打ち上げられ
あたらしい宇宙が誕生するわけでもないのだが
僕らはつねに新しい宇宙飛行士なのだろう
自由詩
宇宙飛行士のうた
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梅昆布茶
2021-12-28 19:42:10