クリスマスが終わるまで
st

12月になると
どこからともなく流れてくる

-----きっと君は来ない
一人きりのクリスマスイブ-----

天上のキリストも気に入って
永遠の命を与え

12月になると
不死鳥のようによみがえる


はじめて聴いたのは

クリスマスセールが
始まったばかりの

ショッピングモールのなか

あれからもう
数十年の月日が
流れているけど

今年もまた
聴きたくなってしまう

なぜだろう

なつかしい
初恋の恋人のように

いつもワクワクしてしまうのは

僕だけじゃなく
皆がそうらしい

生まれてからずっと

オリコンチャートにチャートインして
ギネスも認めたその記録

途中からもう1曲ふえて

---クリスマスキャロルが流れる頃には
  君と僕の答えもきっとでているだろう-----


これからクリスマスが終わるまで


かわりばんこにかけながら


冬の夜を楽しもう






自由詩 クリスマスが終わるまで Copyright st 2021-12-10 05:57:01
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