ガラスの靴
秋葉竹




ゆっくりとぜんぶをなおしてゆけばいい
小雪の舞う中真っ直ぐ歩こう


黄緑の葉の舞う街を手をつなぎ
青空みあげてどこまでゆこうか


儚げな貴女の指はこんなにも
優しく首まで撫でてる、真夜中


桃色の暖かい息吹きかけて
師走の部屋に虹をかけてね
 

信じると誓ってガラスの靴を買う
やさしい嘘に泣きそうになり












短歌 ガラスの靴 Copyright 秋葉竹 2021-12-08 22:44:45
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