時は雪、時はけっして戻らない
秋葉竹

赤ちゃんの双子パンダが木を登る
ただそれだけをテレビでみている


悪い人なんていないと美しい
夢を見れずに沈みゆく夜


朝に吹く風が調子を狂わせる
その優しさに泣きたくなるんだ


人は生き人はいずれは死ぬなかで
遠い目をして朝日を浴びる


夏に生きいまは夜空を泳いでる
金魚の涙が星になるのか











短歌 時は雪、時はけっして戻らない Copyright 秋葉竹 2021-12-08 07:50:04
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