平均値のうた
梅昆布茶

素晴らしい朝は
岬の鴎たちが啼き交わす言葉までわかる

遠い希望は持たないほうがいい
ただ一瞬の充実が幸福論のすべてならば

そこに集力してそれが結果になる方がいい
それからが始まりだと思う

努力しても不可能はあるが
自分の燃焼を感じていたい

大好きな美文堂書店は閉店するが
読み続ける事を教えてくれたのは此処です

平均値から外れても良いのですただ
それがあまり意味ないことを覚えよう

もしも自分というものが有ると仮定して
この世界の一隅を借り住まいしていても

細胞は日々入れ替わり
毎日瞬間別人になってゆく

37兆個分の責任はとれないので
ある意味自由に生きて行こうとおもう

魂だけが僕ならば
身体は余計な荷物だけれどもね

























































自由詩 平均値のうた Copyright 梅昆布茶 2021-11-24 08:58:43
notebook Home 戻る  過去 未来