長袖
墨晶

流浪の果てに出會う


濱邊にて、十月の焚火


ああ何だかオレにそっくりだね


だからと云って


互いに寄り添う氣など、ない


わかりあえないから一緖にいる、


と云う選擇肢もあるようだが


オレは多分


嫌なヤツなんだろう


だから


いなくなっても誰も悲しませない自信があるぞ


ああキミ、芋燒酎飮むか?
 
 


自由詩 長袖 Copyright 墨晶 2021-10-28 03:18:41
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