憑いてる貴様
朝焼彩茜色

毎朝 死にながら生きているような
生きながら死んでいるような 
憑いているような

毎朝 この感覚をしかり舌で味わっている

帰りたいと気安く表現などしたくない

この悪戦苦闘の肉眼をしかりとつけて憑いてる糞をぶっ飛ばす

私の肉体に触るんじゃない
うなじを見るんじゃない

 優し過ぎたのか 罪人は罪人になった理由がある
 100歩下がれば分かること
 私は優し過ぎた 故の憑依か生霊か
 考え過ぎとうたう世間との狭間で 

 私は私の考えしか頼りにしない

憑いてる貴様へ
 あの世で見とけよ
 貴様が葬るように
 私は強くなる
 私の弱気に重きを置くんじゃない
 貴様は貴様で自愛しやがれ
 私のオーラに傷をつけるんじゃない
 人をいいように使うんじゃない
 私の考えを理解しやがれ
 私を見下すんじゃない
 私を褒めろ
 私を一番にしろ
 私を世界で一番に愛せ
 私に常に注目しろ
 私の背中をさすれ
 私の話を聴け
 私を窘め
 私を守れ
 私の心の声を聴け
 私を感じろ
 私の魂を知れ

私は貴様
貴様は私

 明日の朝はきっと祈れるように仕向けるから
 届けよ 祈り


自由詩 憑いてる貴様 Copyright 朝焼彩茜色 2021-05-24 22:24:33縦
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