二丁目の闇
空丸

生まれてから朝を見たことがない
みんな朝が来たと腕を伸ばす 猫じゃあるまいし僕は違和感しかない
朝が僕を絞め殺す 夜明け前よ永遠に続け 甘ったるい月光は似合わない 漆黒の闇であれ 音もなく 匂いもなく 風もない 闇の中の闇 星一つない宇宙 消えてしまいそうで僕は消えない
やっとか ここまで来て 微かに ぼんやりと発光しているだろう
それが僕だ
やっと見つけたかい


自由詩 二丁目の闇 Copyright 空丸 2021-03-15 21:13:17縦
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