今日と明日の隙間によせて
梅昆布茶

僕のグレたガラホは相変わらず寡黙なのだ
やっと取り引きして得た隙間に僕は住んでいる

今日と明日が条約を結んで握手しても僕は拍手しないだろう
だってやつらの隙間の全人代という茶番を許すのだもの

今日と明日は無国籍だ
僕もきみも結構無国籍なんだな

交代勤務で今日と明日をつくらないか
それとも何処かに振ってごまかしてしまおうか

それとも香港とかミャンマーこそ
安息の地なのかもしれない




自由詩 今日と明日の隙間によせて Copyright 梅昆布茶 2021-03-07 11:53:40
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