冬のうた詠む
こたきひろし

今朝は雨雪にならずに安堵した今年の冬は無口貫く

冬枯れの樹木に山が覆われてさびれた村に私ため息

我が子より年下なのに熟れているおんなの尻に目を奪われて

寒すぎて真っ裸になれないよ必要な部位だけ晒し合う

もういいよ家族なんだよ私たちそれは言い訳妻に拒否られ

生理ないもう何年もなくなった妻の体を愛おしむよに

一人竿磨くは男の生理なのおんなはそれを見守ってくれ

隠語だよおんなのそこをあらわした名前をおんなに言わせたい夜

俺の歌読んでくれたら嬉しいな女の人に読んで貰えたら



短歌 冬のうた詠む Copyright こたきひろし 2021-01-24 08:03:37
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