隼
梅昆布茶
かつて僕らが古代人だったころ
山々は鳴動し天は雷をなげおとし
血は逆流して生命というものを
からだで感覚していたものだ
かつて僕らは父母を畏れ慕い
よるべない人生の光と思った
何もなくて良いのかもしれないんだ
僕たちにはそれぞれのきみがいるし
うたかたの流れのなかで出会えたのは
ほんの奇跡
とちゅうけいかの輪廻
隼2号が理想かもしれません
自由詩
隼
Copyright
梅昆布茶
2020-12-28 19:30:39