星の子
よしおかさくら

見上げる時
既に喪っていると知った光を見つめて
立ち上がり歩いて行ける

いつもいくつもの
波長を受け止めて生きてる
科学的に生物学的におかしくても
星の子

満天にあるのを知ってから
小さくても強い
瞬いて合図する
流れ飛ぶ勢いを
探す

私の星はどれだろう
星の方がいつか
見つけてくれるのを待ちながら


自由詩 星の子 Copyright よしおかさくら 2020-09-09 05:44:56
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