豊饒の海に浮かぶ僕の不毛
梅昆布茶

豊饒の海に浮かぶ僕の不毛

回想の店が改装するので
僕は暫く不漁だった

恋の意味がわからなくて
むりやり女史に懇願して
いまはとりあえず一緒だ

すぐに飛び去りそうな 小鳥に
なんの 担保もない僕はちょっと萎縮してしまう

お金が あっても買うものがわからんし
お金がなくても必要なものはよくわかる

自由という夢想には
常に不自由の定義がついてまわる

鉄道のダイアグラムのようには
僕らの日常は組まれてはいない

ロープと砂
珊瑚とみなみじゅうじ座のアルファ星

いつかハッブルの銀河の何処かで
僕は暮らしたいと思っているのです









自由詩 豊饒の海に浮かぶ僕の不毛 Copyright 梅昆布茶 2020-09-06 22:04:02
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