眠り
道草次郎

目をつむると
疲れた子のように 眠ってしまった
コオロギの子守唄が
じつは 守ってくれていた

目を開けると まだ生きていて
うれしくって
だから 全部
水に流せる 気がした


自由詩 眠り Copyright 道草次郎 2020-08-16 05:17:42
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