葉が舞う
水宮うみ

枝分かれしていく言葉がゆれる
きみのすべてをぼくが知ることはないということ
水のなかに流れる時間 時間のなかに生まれる空
たくさんの景色が人と人とのあいだにあって
知らないきみのことが何故か好きだった


自由詩 葉が舞う Copyright 水宮うみ 2020-08-04 08:48:36
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