朱色青磁
朝焼彩茜色


アラームの数分前に目が覚めるのは
朱色青磁って名前の守護霊のおかげだということに
人生で初めて気づいた

睡眠中にアイデンティティフィルターの書き換えと
朱色青磁との作戦会議をしている
二人だけではなく 他にも色たちは沢山存在する

そう 地球がビー玉くらいになる あそこまで色彩が連なる
トランプを切るように 昼と夜と光と闇が切れてゆく
階段をひねったDNAを道のりにして 進んでゆく

ファンタジーだなと思う皮肉は禁句だ

朱色青磁は私の潜在意識の中で生まれた 過去に気の合った友達
テレパシーは私がまだ使えないので よく数字で見せて来る
数もその組み合わせも 気からできている 宇宙語のようなものだから
とゾロ目疲れさせてくるほどだ

時代が回転がかわっていくよって どうやって生きこなしていくか
不思議なものが府に落ちて来る
常に 懐かしいという感覚が肩に在る

私に何を見せようとしているのか
私は何が見たいのか
潜在意識のカフェで 和装で座っている朱色青磁
その二色を司っている モチーフを私は知っている


自由詩 朱色青磁 Copyright 朝焼彩茜色 2020-05-20 23:02:11
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