HAPPY
ミナト 螢

どんな時に笑えるのだろう
どんな時に泣けるのだろう
答えを出さずに歩いて来た
星の隙間であやとりをして
君の横顔を振り向かせたい
寂しそうな表情の理由を
僕に押し付けて欲しくて
勝手な想像で悪になっても
息を吐く場所を探していた
君の腕の中、膝の上
僕は星座になるから熱いよ
人前で心を閉ざすよりも
一度は瞳を赤くした方が良い
きっと回り道をして来ても
僕しか止まらない信号がある


自由詩 HAPPY Copyright ミナト 螢 2020-05-19 13:10:47
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