黄昏のマーチ
ミナト 螢

街はすぐに変わってしまうから
僕が代わりに留守番をしよう
黄昏の遠隔地に遊園地
もう回らないメリーゴーランド
捨てられたように待っている
明日はどうなっても楽しいはず
たてがみがてがみを残すように
夜空に星が潜り込めば
僕は君を探すのだろう
どうか幸せと近い場所にいて
波が来たらジャンプをするよ
手の中に君が満ちる時
3分以上の愛を求めて
僕の砂時計は壊れる


自由詩 黄昏のマーチ Copyright ミナト 螢 2020-05-17 20:08:16
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