見上げると
あおいみつる

久しぶりに西の空を見上げた
夕日が燃え落ちようとしていた
新鮮だと思った

路の傍らに紫陽の花が
かたい蕾をつけていた

風が心地よかった
夕空が綺麗だった

久しぶりに心が洗われた
生きている感じがした

太陽は大きく燃え滲んでいた



自由詩 見上げると Copyright あおいみつる 2020-05-10 11:16:51
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