詩集を作ることについて
木葉 揺

私はまだ出版できてない人間です。
ただ単にどうしたらいいか?
という迷いが解決してないだけ。
どこまで優柔不断なのか!
そんな人間が語ります。


詩を書いていたら詩集を作ってみたくなるでしょう。
形になる喜び、書店に並ぶ憧れ。
また賞に興味ある人は、多くの賞が
詩集でなきゃ応募できないと聞くと
なおさら現実的に作る気持ちになるでしょう。
そこでどんな詩集にするかイメージすることになります。
これがけっこう頭いがいがになったりします。
いや、楽しくてしょうがない人もいるでしょう。
出版の世界がわからないまま、頭つっこんでゆくみたい。
イメージするまではいいけど、具体的になってくると
単に何文字何行とかね、わっからんのです。
でも作られた方の達成感のある表情とかいいですね。
ここで、そばに出版経験のある人がいれば
いろいろ聞いてみたりできたらいいですね。

さて、ただ形にしたい、安く上げたいで言うと

1. プリンタで印刷して
ホッチキスで止める。または背中糊付け。
これバカにできない。
フリマイベントなどじゃ手に取りやすいもの。
(詩集と呼ぶかね)
中身が大切!主義な人は好意的に見てくれる?
でも賞を応募するにはちょっと向いてないのかな。
誰に向けて届けたい、かによりますね。

2・自分で(または知人に手伝ってもらって)編集し
  印刷屋に依頼する。
  比較的安く上がります。10万~ってありますね。
  オプションで編集をつけられる印刷屋さんもあったはず。
  大雑把な見積もりを
  サイトで条件入れてドン!と出せるので
  分かりやすさは一番かもしれないですね。

3.出版社に依頼する。(ほとんど自費出版)
  共同出版が良い人回れ右。
  ご自分でたどり着いててください。
  ただ昔、共同出版という名のボッタクリ
  ありましたから、
  気を付けてください。
 「書店に並ぶ」と言って
 200万もかかって自社の棚に並ぶのみ、
 なんてのもあったと聞きました。
 名前を変えた自費出版でした。
 
  出版社の規模は様々です。
  1人で経営していても丁寧なところあります。
  何より、プロが編集してくれます。
  詩集に慣れた出版社がいいでしょう。
  詩の出版社だとなおさら。
  でも現代詩手帖でおなじみ思潮社なんかは
  紹介者がいないと受け付けてくれません。
  しかも普通の出版は高額になると聞いています。
  でも詩人さんたちの熱心な呼びかけで、
  Amazonだけで売るオンデマンド出版が
  できるようになりました。
  かなり価格がさがったらしいです。
  ただ、私はその当時いらっしゃった編集者さんが
  「新人の初詩集がオンデマンドでいいかどうか」
  ということもおっしゃってました。


ここで編集について;
ワードなどのイメージで誤字とか正しくない日本語をチェックしてくれる。
とかだけではなく、第三者の目線で不自然なところはないか、出版するにはどうだということを見てくれます。散文なら、矛盾した主張してないか、詩集ならば詩の順番などイメージに合わせて編集してくれます。いや、順番とか自分で決めたい!っていうならそれも出版社との間でOKならできますね。
  
なんにせよ、何のために作るかはっきり考えておくのが良いと思います。
考えすぎて迷いすぎたら、
私みたいに何年も変わらないままですよ!
まぁ、詩集作らない主義のような方もいます。
私も一度そうなりかけました。
でもまた「まとめるくらいはしようよ」と
自分に言いかせてるところです。
読んでいただくのはね、
申し訳ないようで
うれしいだろうなぁ、
そんな感じです。

最後に、私詩をさぼりがちなんで
情報古いかもしれません。
遠慮なく、ツッコミ入れて下さい。

最後に言うなやあああぁぁ!

失礼しました。


散文(批評随筆小説等) 詩集を作ることについて Copyright 木葉 揺 2020-05-01 14:00:15
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