2001
はるな
ふるい嘘を すてた日
体が軽くて
歩きにくかった
曲がっても曲がっても
曲がり角
街はらせんに伸びつづけ
かわいたパン くらいの
気持になって
飛び降りるとき
空は
わらうようにみえたよ。
自由詩
2001
Copyright
はるな
2020-04-20 23:55:13