孤独
ひだかたけし

雛鳥の
巣を抱くような
恋をして

心臓を
貪るように
交わって

雪の降る
街で
そっとお別れを

そんな
お伽噺のような
時を過ごし

漆黒と
戯れる今は
孤独













自由詩 孤独 Copyright ひだかたけし 2020-04-18 19:52:19縦
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