アカシアの妖精
丘白月


昨日には二度と出会えない
閉じた花の中に記憶され
真夜中に妖精が
生まれた星に清書する

風が水面に話しかける
月が揺れる池はミラーボールか
ミモザを沈めたカクテルのよう
美しい記憶を追加する



自由詩 アカシアの妖精 Copyright 丘白月 2020-02-25 20:55:47
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