日本の"感染症専門医"のデタラメと狂気
一輪車

いったいこの国はどうなってしまったのか?
小中学生ならふつうに理解できることが感染症の専門家と自称する医師たちにはわからない。
まえにも書いたがいわゆる受験秀才、偏差値脳の悲劇である。ふつうの現実的判断力がふっとんでしまっているのだ。
もちろん新型コロナウィルスによる武漢肺炎のことをいっているのです。
ある医師は飛沫感染するといい、ある学者は空気感染もするという。
ある専門家は大気に触れれば瞬時に"死んでしまう"といい、ある識者は7日間は”生きている”という。
ある解説者は7月まで流行は続くといい、ある大御所は3月末には終息するという。
ある者はマスクは不用といい、ある者はマスクは必須という。
みなさん、これらの自称"専門家”たちの発言、ちょっとおかしいと気づきませんか?
というのは、今の日本に新型コロナウィルスの専門家などひとりもいないはずだからです。
新型のコロナウィルスはまだ日本に入ってきたばかりです。こないだやっと日本人の患者からウィルスが分離抽出された。そのウィルスを宿していた感染者の臨床もやっと始まったばかりです。それでどうやってこのウィルスの性質を特定できるのか?
狂気の沙汰というしかない。
一番確かな科学的態度は「わからない」というのが正しい(専門家の態度)でしょう。
ところがそんなことを正直に白状する人はいない。
おそらく自称専門家たちはそれぞれ、中国の医師たちから発信された新型コロナに関する論文を即席で読んでいるのでしょう。
その論文は中国の医師によってまったく違う。それを鵜呑みにして知ったかぶって語っているのでしょう。だから一人ひとり言うことが違ってくるのです。
あるいは読みもしないで過去に流行ったSARSと同じだと思いこんでいるのかもしれません。
一人ひとり言うことが違う、正体のつかめない新型コロナの説明を聴いたとき、
偏りのない素直な頭脳をもつ小中学生ならどう考えるか?おそらく「数種類のウィルスが混在しているのではないか?」と考えるのがふつうでしょう。
つまりヒトからヒトへ感染するうちにウィルスはわずかずつ変異しているのではないかと。そう発想するのがふつうです。
実際、本場中国の臨床現場では刻一刻と、新型ウィルスに対する見解は変化している。たとえばこんな記事。

【2月13日の湖北省の記者会見で専門医療チームの童朝晖医師は、この新型肺炎はSARSと比べて、呼吸不全に陥るスピードがとても早く、心臓に対する攻撃も深刻だ、と発表しました。これからは命を救う為に身体を傷つけても酸素吸入支援装置を早めに取付けていくみたいです。】
5:04 PM · Feb 14, 2020·Twitter Web Client

【武漢協和医院で特殊な症例があった…核酸検査で陰性反応が出たのに肺にはウィルス感染の形跡がある…偽陰性反応の患者は退院しても他人への感染可能性は排除できない】
 新京報(「武漢協和医院呼吸内科主任医師」 丁新民医師)

新京報とは北京にある民間の新聞社ですが、
これが事実なら「インフルエンザと同じ」どころかインフルエンザとは大違いである! 
しかし、現実にはインフルエンザよりも弱いウィルスの症状をみせる人もいる。
また、新京報の報道が正しければ偽陰性症例が中国全土に多発している。
素直に考えれば、武漢肺炎の新型コロナウィルスは変異をとげて複数の変異ウィルスが混在しているのではないかと疑うべきだろう。しかし日本の自称専門家のなかにそことを指摘した人はいない。
常識で判断することを忘れ文献一本槍で知のフレキシビリティを喪失している。

医学的なデマを流すだけならまだいい。ひどいのになると札幌のラーメン店に張り出された「中国人お断り」の張り紙を非難して「人種差別だ」と言い出す自称専門医までいる。
"サヨク脳"あるいはTPOを喪失した受験脳の一番愚劣で醜い部分が露骨に出た発言だといえる。
「中国人お断り」という言葉は何を意味しているか? 時間も空間もなく、ただ、そこにそれがあるのならそれは差別といえるだろう。
しかしその張り紙には昨日があって明日があるのだ。つまりこういうことだ。
「今中国で新型コロナが大流行しています。わたしたちは中国から来られたお客様が感染者であるかどうかについて判断するすべをもっておりません。申し訳ないですが、流行地から来られた中国人については当分のあいだ入店をお断りいたします」
こういう意味がこめられている。もし差別意識の発露ならTPOに関係なく開店した当初から張り紙があっただろう。
ラーメン店といえば零細企業だ。大手もあるだろうが、客商売である。もし感染者がいたとなればラーメン店の親子ともども露頭に迷うことになる。
そういう庶民大衆の生活を知らない研究室にいる学者がとやかくいうことではないと考える。

いや、とにかく今回のコロナ騒動をみていると、マスゴミをはじめ政府、官僚、医師、批評家など、見るに堪えない。基本的な知性を完全に崩壊させている。かれらは常識で考えることすらできない。
武漢から飛行機で帰還した人たちをウィルス罹患者とそうでない者を隔離しないで同室にするなど想像を絶するほど異常である。
いま世界中の人たちが日本という国の知的レベルの異様さに目をむいているのはあきらかだろう。






散文(批評随筆小説等) 日本の"感染症専門医"のデタラメと狂気 Copyright 一輪車 2020-02-18 05:56:56
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