プルメリアの妖精
丘白月


日に焼けた蜜の匂い
花嫁の気持ちを
色と形にした花びら
葉に隠れた妖精は
温かな波の音聞きながら
明日のために花冠を編む
妖精は深夜ドレスに掛けて
祈りを捧げて帰っていく
海が見える庭で結婚式
花嫁の頭にはプルメリア



自由詩 プルメリアの妖精 Copyright 丘白月 2020-01-28 21:58:23
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