喰らわれた
秋也
阿修羅が僕を柘榴のように切り裂く
ばらばらで
ばらばらに
己が部分と成る
「ああ生きていた」
液体が滴る
滴りながら
廻って
我が還っていく
自由詩
喰らわれた
Copyright
秋也
2020-01-28 19:29:33