波間へ
草野春心



  波間で
  花びらを
  持とうとする
  すごい 忘却の速さで


  水のように
  貴方の部屋にいた
  そのことのすべてを
  分かろうとするけれど
  とても 悲しいだけだった




自由詩 波間へ Copyright 草野春心 2020-01-26 23:22:58
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春心恋歌