いちばん
次代作吾

どうでも良い人は傷つけないのに
いちばん大切な人に傷つけてしまうのは

いまの

の使いかたがおかしいとはおもうけれども
そこは

でいこうと思う

なんども繰り返して
繰り返して

また同じことをやっている
しまう
のは
そういう人間の形をしている自分
なのかもしれないし

同じ思いの人
おるとして
詩人だったら
もっと上手く
じっさい、そういう詩も
読んだことあるし

でも
今は
じゃないか
自分にはむつかしい

じっさい
ただの自己愛
プライドといわれれば

そのもののすぎない粒
みたいなモノだから

だからむかつく

どこにも転がっとる
粒で
自分も辟易
頭からつま先までの世界で
呼吸して

いやだなぁ
人を傷つけるときは
ひかえめにいって
自分も同じかそれ以上に傷ついて
でも
それ以上の相手は傷ついている

なんとか
詩の方向にもっていきたいのに
嘘でもそっちに向かっていかん

そういう形として
自分はその形に執着はなく
人の形に
これは常に
合わせていきたい
合わせることができるって
思いよる

これが悪いことなのかもしらん
わかっとっても
わかっとらんけれども

あんまり分かるを
信用したらいけん気がしつつ

やっぱ生きとるから
誰でもいいから
誰でもいいかこそ
1人の人間を分かりたい


自由詩 いちばん Copyright 次代作吾 2020-01-18 01:07:39
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