時流
ひだかたけし

新年 開けて、街 静か
枯れ葉サクサク踏む森も
川沿い遊歩道歩く人も
透明レンズの瓶底を
斜光に照らされ輝いて
無音無音、また無音
青く濃くなる天空を
見上げ私はベンチに座り
ゆったりゆっくり瞑目する
遠い木霊に耳傾け
ゆったりうっとり寛いで

)この六十回目の元旦を
)友人の飲もうぜを断って
)独り静かに過ごしている
)孤独に上手く嵌まり込み
)静寂に潜む時流を掴み

新年 開けて、街 静か
枯れ葉サクサク踏む森も
川沿い遊歩道歩く人も
透明レンズの瓶底を
斜光に照らされ輝いて
無音無音、また無音
青く濃くなる天空を
見上げ私はベンチに座り
ゆったりゆっくり瞑目する
遠い木霊に耳傾け
ゆったりうっとり寛いで











自由詩 時流 Copyright ひだかたけし 2020-01-01 22:35:14
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